青色申告決算書の勘定科目

青色申告決算書、収支内訳書の勘定科目を理解しよう。

青色申告決算書の勘定科目

青色申告決算書には、あらかじめ指定された勘定科目があります。

損益計算書と賃借対照表を、青色申告決算書では作成します。
その中で、最初から指定されている勘定科目があります。

白色申告の収支内訳書にも、同様に指定された勘定科目があります。
まずは、その指定された勘定科目が、どんなものかを理解しましょう。

ただ、そんなに難しく考えなくても、青色申告の会計アプリがあれば、簡単に帳簿を作れますよ。

1.売上(収入)金額、青色申告決算書の損益計算書

売上金額は、毎月の売上と、家事消費、雑収入から計算します。

2.売上原価、青色申告決算書の損益計算書

売上原価は、仕入れと、商品棚卸高から、計算します。

製造業で、製品を作っている場合は、さらに製造原価の計算があります。


これで私は青色申告しています。

3.経費、青色申告決算書の損益計算書

青色申告決算書の損益計算書の「経費」の区分で、あらかじめ指定されている勘定科目はこちらです。

青色申告決算書の損益計算書の経費の欄だけで、18種類の勘定科目があります。

4.各種引当金・準備金等、青色申告決算書の損益計算書

家族への給与は、専従者給与の勘定科目です。

5.青色申告特別控除、青色申告決算書の損益計算書

青色申告のメリット、特別控除です。

6.資産、負債、資本、青色申告決算書の貸借対照表

勘定科目、細かいことは気にしない。

帳簿を作る時に悩むこと、それが勘定科目の使い方。
どの勘定科目になるんだろう?

結論は、細かいことは気にしなくても大丈夫。

仕入、減価償却費、この2つだけ区別すればOK。

他と経費と厳密に勘定科目を分けるのは、この2つです。

  • 仕入金額
  • 減価償却費

仕入とは、販売目的の商品や、原材料を買った時に使います。
販売目的のものを買ったら「仕入」、仕事で使うものは普通の経費です。
仕入は、普通の経費と違う会計処理をします。

減価償却費とは、10万円以上のものを買った場合、特別な会計処理をする経費です。

  • 販売目的の商品
  • 10万円以上の物

この2つだけは、しっかり他の費用とは区別しましょう。

勘定科目で、悩んだ時は。

結局は、支払う所得税は同じになる。

仕入と減価償却費は除いて、それ以外の経費は最後に合計します。
どの科目か悩む費用もありますが、どれにしても結局は、支払う所得税の税額は同じ。
常識的な一定の基準で決めれば、どの科目でもいいんです。

ただし、仕入と減価償却費は、しっかり区別する。

会議で使うペン、これは会議費か、消耗品費か。
会議に行く電車代は、会議費か、旅費交通費か。
郵便切手は、荷造運賃か、通信費か。

こんな費用は、常識的な範囲で、一定の基準で決めれば、大丈夫です。

ポイントを押さえて、細かいことは気にしない。これが勘定科目の使いこなすコツです。

ただ、一度決めたら、その基準を継続して使い続けます。コロコロ、使い方を変えるのは、ダメなんです。
一定の基準を決めて、使い続ける、これを守りましょう。

会計処理や帳簿は、アプリを使いながら覚えましょう。

いろいろ悩むより、会計アプリを無料で試してみましょう。

会計処理は、難しくて面倒に感じますが、自分で実際に帳簿を作ってみるのが、一番早く覚える方法です。
会計アプリを使えば、誰でも簡単に帳簿が作れますよ。


これで私は青色申告しています。


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これで私は青色申告しています。


これで私は青色申告しています。