青色申告の手続き・書類記入例 青色申告決算書の勘定科目

売上原価、青色申告決算書の勘定科目

青色申告の正規の帳簿は、「売上原価」の計算が必須です。

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売上原価とは?

売れ残りの在庫商品の仕入れ費用は、その年の経費にできません。

売上原価とは、その年に売れた商品の仕入れにかかった費用です。
その年に売れなかった在庫の商品の仕入費用は除きます。

1年間に仕入れた商品の仕入れ費用は、全てをその年の経費にできません。

その年に売れ残った商品の仕入費用は、その年の経費からは除外します。
その商品が翌年に売れたら、その商品の仕入費用は、翌年の経費になります。

前年の売れ残りの商品を、今年売ったら、その分の仕入れ費用は、今年の経費になります。

その年に売れた商品だけの、仕入れの費用を計算した金額、それが売上原価です。
その年の経費になるのは、その年の仕入費用の合計ではなく、「売上原価」なのです。


これで私は青色申告しています。

その年の売上原価の計算

これが、売上原価の計算式です。

  • (前年の売れ残り商品の仕入費用)+(今年の仕入費用の合計)ー(今年の売れ残り商品の仕入費用)

青色申告決算書での、勘定科目を使うと、「売上原価」の計算式はこうなります。

  • (期首商品棚卸高)+(仕入金額)ー(期末商品棚卸高)

青色申告決算書の勘定科目

「期首商品棚卸高」とは、前年の売れ残り商品の仕入費用です。
前年末に棚卸しを実施して計算します。
前年の期末商品棚卸高が、そのまま本年の期首商品棚卸高になります。

「仕入金額」とは、その年の1年間の仕入費用の合計金額です。
売れた売れてないを別にして、販売用商品の1年間の仕入金額を、単純に合計した金額です。

「期末商品棚卸高」とは、その年の年末時点での、今年の売れ残り商品の仕入費用です。
12月31日終了時点で、販売用商品の在庫を、棚卸しを実施して確認します。

期首と期末の商品棚卸高は、年末に実施した棚卸しの結果で、決算整理の仕訳を行います。

売上原価、青色申告決算書の記入例

青色申告決算書1ページで、売上原価の計算を行います。

青色申告決算書1ページ

160328-1

このように青色申告決算書では、計算式も(2)+(3)=(4)、(4)-(5)=(6)と書いてくれてます。
(6)の差引原価が、「売上原価」で、その年の経費になります。

会計アプリを使うと、自分で計算しなくても、自動的に青色申告決算書を作成してくれます。
仕組みだけを知っておけば大丈夫です。

製造業の売上原価、製造原価

製造業では、商品ではなく「製品」と言います。

材料を仕入れて、製造した製品を売る、製造業の場合は、製品製造原価、期首製品棚卸高、期末製品棚卸高と、呼び名が変わります。

製造業の場合も、売上原価の計算方法は同じで、その年に売れた製品の製造費用が売上原価です。
その年に売れなかった製品の製造費用は、その年の経費からは除きます。

製造業の場合の、その年の売上原価の計算

製品の売上原価の計算式です。

  • (期首製品棚卸高)+(製品製造原価)ー(期末製品棚卸高)

商品の場合は、単純に仕入れた金額を計算に使いますが、製品では原材料の仕入れだけではありません。
「製品製造原価」は、商品の仕入とは違う費用計算をします。

「製品製造原価」には、原材料の仕入れ金額の他に、製造にかかる電気代なども含めます。

製造業の他にも、制作の仕事でも、製造原価を計算します。

  • イラストの制作を請け負う。
  • 映像制作を請け負う。
  • ホームページの制作を請け負う。

こんなデジタルデータの制作関係の事業の場合でも、製造原価の計算で会計処理をします。

製造減価なんて、よく解らないって、難しく考えることはありません。会計アプリを使えば、簡単にできちゃいますよ。

会計処理や帳簿は、アプリを使いながら覚えましょう。

いろいろ悩むより、会計アプリを無料で試してみましょう。

会計処理は、難しくて面倒に感じますが、自分で実際に帳簿を作ってみるのが、一番早く覚える方法です。
会計アプリを使えば、誰でも簡単に帳簿が作れますよ。


これで私は青色申告しています。


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