レシート・領収書がない時は、出金伝票を作って代用します。
出金伝票は、領収書やレシートの代用
領収書やレシートがない時、なくした時には、出金伝票で領収書を代用します。
出金伝票は、支出したら忘れないうちに作成しましょう。
領収書は取引先が作成する書類ですが、出金伝票は自分自身が作成して、自分が保存する書類です。
出金伝票を滅多に使わないのであれば、パソコンで自作して印刷すれば、それで十分です。
出金伝票は、100円ショップでも売ってます。
しかし、様式はなんでも構いません。
様式は自分が決めればいいのです。
出金伝票は、パソコンで作ったもので十分です。
レシートや領収書がない支出は、こんな時。
レシートや領収書をもらえない支出は結構あります。
- 電車の切符、バスの運賃などの交通費
- 自動販売機での購入
- 割り勘での支払い
- 結婚式や葬儀での支出
こんな費用を支出した場合には、出金伝票を作りましょう。
これで私は青色申告しています。
出金伝票の記載事項、何を書けばいいの?
出金伝票には次の4つを記載します。
- 日付
- 相手の名称
- 金額
- 品名や内容、目的
事業に関連する支出で、必要経費にするには、次の記載例のように出金伝票を作成しておきましょう。
出金伝票の記載例、その1
交通費の出金伝票の項目です。
電車やバスなどの交通費は、出金伝票で処理する代表例です。
- 日付、平成30年5月6日
- 支払い相手、JR新宿駅
- 金額、160円(交通費)
- 内容、新宿駅から渋谷駅、Aさんとの渋谷で打合せのため
出金伝票の記載例、その2
喫茶店での割り勘支払いの項目です。
割り勘での支払いも、領収書がもらえません。
割り勘の相手などをしっかり記入しておきましょう。
- 日付、平成30年5月6日
- 支払い相手、スターバックス渋谷店
- 金額、442円
- 内容、カプチーノ・グランデ、Aさんと打合せ・割り勘支払い
レシートをもらっても出金伝票を作る。
レシートをもらっても、簡易なレシートだった場合は、出金伝票を作っておきましょう。
簡易なレシートとは、日付と金額しか書いていないレシートなどです。
小売店などでは、自分の宛名がなくても有効ですが、最低限、この4つがないとレシートとしては、有効になりません。
- 書類の発行者
- 取引の日付
- 取引の内容・品名
- 金額
レシートや領収書を失くした時、もらい忘れた時、こんな時も出金伝票を作成しておきます。
なるべく出金伝票は最小限で。
できるだけレシートを集めるのが基本です。
レシートや領収書は、確実にもらって保存する、これが基本ですが、もらい忘れなど、人間誰しも失敗はあります。
そんな時は、忘れないうちに出金伝票を作成しましょう。
レシートや領収書がないと、必要経費として、税務署からの調査の時に認められない可能性もあります。
その時はしょうがありませんが、事業に関連して支出したのが、嘘じゃなければ、事情を説明しましょう。
本来、領収書やレシートを受け取るべき買い物を、なんでも出金伝票で処理すると、税務署からの調査の時に、疑われる原因になります。
レシートと領収書の保存が基本、出金伝票はやむを得ない場合だけにしましょう。
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