出張中の食事も、事業の経費にしちゃいましょう。
出張中のホテルの食事は、原則経費にできない。
個人事業主でも、ちょっと工夫すれば、事業の経費にできます。
個人事業主の場合、出張中のホテルで、一人での食事代は原則経費にできません。
1人で朝食を食べることは、個人的な支出だからです。
ただし、これで朝食が経費にできます。
- 朝食込みの宿泊プランで、ホテルに泊まる。
- 取引先の人と一緒に、ホテルで朝食を食べる。
法人なら社長の食事代も、必要経費として認められるので、個人事業主にとっては不利なところです。
しかし、ちょっとした工夫をすれば、個人事業主でも必要経費として認められます。
たくさん税金払うの好きですか?
朝食込みの宿泊プランで、ホテルに泊まる。
事業での出張旅行、ホテルは朝食付きプラン。
ホテルの宿泊費と別に、朝食代を支払ったら、必要経費にできません。
朝食付きの宿泊プランなら、宿泊費と朝食代の区別がつかないので、事業の経費にできます。
ホテルに宿泊するときには、朝食がセットのプランにして、必要経費にしちゃいましょう。
ここでの注意点は、税務署も、朝食くらいなら認めてくれるってことです。
高級夕食セットプランはOK?
それなら高級料理でもOKなのか?
個人事業主の出張で、宿泊と、高級鉄板焼きの夕食がセットになった、ホテルの宿泊プランはどうか?
このへんは常識の範疇での、判断になります。
通常の宿泊料金と比較して、2倍になるような宿泊プランだと、税務署に否認される可能性があります。
夕食付きのプランでは、常識の範囲の金額で、税務署に怪しまれない金額の範囲にしておきましょう。
その他にも、クオカードがセットになったプランなど、ホテルによっては、いろんな宿泊のセットプランがありますよ。
セットプランの会計処理、帳簿の仕訳と勘定科目
セットプランなら、全額を旅費交通費で仕訳します。
ホテルの宿泊料金は、セットプランでも全額を、旅費交通費の勘定科目で構いません。
借方 |
貸方 |
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旅費交通費 25,000円 |
現金 25,000円 |
これで私は青色申告しています。
取引先の人と一緒に、ホテルで朝食を食べれば接待交際費
取引先と一緒の朝食なら、接待交際費です。
取引先の人と、同じホテルに泊まったら、宿泊代と別会計の朝食でも、必要経費にできます。
朝食を食べた費用だけでも、堂々と接待交際費として、事業の経費にできます。
借方 |
貸方 |
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接待交際費 4,000円 |
現金 4,000円 |
夕食と違い、朝食の領収書は、忘れがちです。
接待交際費は、夜の飲食代だけじゃなく、朝食でも取引先同席なら当然経費にできます。
宿泊と別会計の朝食代、慌ただしく時間がない朝でも、領収書を忘れずもらいましょう。
会計処理や帳簿は、アプリを使いながら覚えましょう。
いろいろ悩むより、会計アプリを無料で試してみましょう。
会計処理は、難しくて面倒に感じますが、自分で実際に帳簿を作ってみるのが、一番早く覚える方法です。
会計アプリを使えば、誰でも簡単に帳簿が作れますよ。
これで私は青色申告しています。
たくさん税金払うの好きですか?