図書新聞費は、ネットでもOKです。
図書新聞費とは?
事業の情報収集や参考書籍などの購入費用です。
図書新聞費とは、業務で使用する新聞や書籍、参考資料を購入した費用を、会計処理する勘定科目です。
紙に印刷されている新聞や書籍だけじゃなく、インターネットで購読している書籍なども、図書新聞費の勘定科目で会計処理できます。
個人事業主の確定申告では、この図書新聞費は、青色申告決算書に初めから印字されていません。
そのため、個人事業主の決算書では、自分で勘定科目を追加して使います。
図書新聞費の金額が少ない場合は、勘定科目を追加せずに、消耗品費や雑費を使っても構いません。
この消耗品費や雑費を使う場合でも、インターネット関連の書籍費用を含めて大丈夫です。
これで私は青色申告しています。
図書新聞費の具体例
ネットの書籍、雑誌も図書新聞費です。
新聞のインターネットでの購読
インターネットで新聞を読むウェブ版、デジタル版の購読料。
これは図書新聞費の勘定科目になります。
紙で配達してもらう新聞代が、ネットになっただけなので、分かりやすいですね。
個人事業主の場合は、新聞を仕事で直接使う場合だけが、事業の経費にできます。
単なるプライベートの暇つぶしでは、事業での経費にできません。
電子書籍の、iBooks、Kindleなど。
ネットの電子書籍販売のサービスには、iPhoneやiPadで読むアップルが提供するiBooks。
Amazonが提供するKindleなどのサービスがあります。
これらの電子書籍の購入費用は、図書新聞費の勘定科目を使います。
本屋さんで紙の本を買っていた費用が、インターネット経由に変わっただけです。
最近では、本屋さんの数が減ってきているので、ますますネット購入が増えています。
雑誌の読み放題サービス、dマガジンなど。
dマガジンや楽天マガジンなど、雑誌の読み放題サービスが多くなります。
これも図書新聞費の勘定科目を使いましょう。
紙の雑誌が、インターネット経由に変わっただけです。
事業に関連する雑誌を多く買っている人は、月額の定額支払いで、雑誌が読み放題になるので、書店で紙の雑誌を買うより、お得になります。
これで私は青色申告しています。
電子データでも図書新聞費です。
メールマガジン
有料のメールマガジンを購読している場合は、業務に必要な情報収集ならば、その費用も図書新聞費です。
インターネットでは、いろんな形式で、情報を購入するケースがあります。
有料メルマガの他にも、音声ファイル(mp3ファイル)、PDFファイルの資料、有料の映像・動画ファイル。
これらも業務で使うものなら、図書新聞費として会計処理します。
参考資料のデータDVDやデータCD
仕事の参考資料も、出版製本されているものの他に、データとしてDVDやCDで販売されているものがあります。
これらのデータDVD、データCDも、もちろん図書新聞費を使います。
紙がデータに変わっても、勘定科目は同じです。
電子地図
無料で利用できるGoogleマップがありますが、配達などの仕事ではゼンリンの住宅地図が欠かせません。
ゼンリン地図の電子版や、インターネット配信の有料地図サービスも、図書新聞費です。
図書カード、図書券もOK。
図書カードや図書券も、図書新聞費の勘定科目で、事業の経費にして大丈夫です。
ただし、図書カードを取引先への贈答する場合は、「接待交際費」の勘定科目です。
また、不特定多数の人に広告目的で配布する場合は、「広告宣伝費」の勘定科目を使います。
会計処理や帳簿は、アプリを使いながら覚えましょう。
いろいろ悩むより、会計アプリを無料で試してみましょう。
会計処理は、難しくて面倒に感じますが、自分で実際に帳簿を作ってみるのが、一番早く覚える方法です。
会計アプリを使えば、誰でも簡単に帳簿が作れますよ。
これで私は青色申告しています。
たくさん税金払うの好きですか?